山より海のほうが好き
0. はじめに
学部2年のX・Jです。
山よりも海が好きなので特に書きたいことがありません。
港町に生まれ育って上京した人間にとって、鈍い雲の似合う寂れた砂浜はもう一つの我が家。
地元の回転寿司で友達とローカルな話題で無為な時間を潰したりー。
夏の夜いきなり友人に呼び出され、海岸で日の出見ようぜと肩でぬるい風を切りつつ自転車で繰り出したりー。
結局東西が逆で、海を眺めて待ってたら背中から明るくなりだして愕然としました。
時は流れ2018年も平成もゆっくり終わりつつあります。私としては生活がうまいこと軌道に乗せられず、なかなか惜しい2年だったかもねと総括します。
さて、そんな海派の私が今回焦点を当てたのは「成蹊ワンゲル部」です。
「山」の魅力や超実践的なアドバイスは他の方がすでに書いてるので
1. 入部して初めて山に登った
2. あくまで部活は大学生活の一部
この2点を踏まえ、以下は入部して感じたなんやら。
1. 山はけっこういいところがある
・「人生は山」と言われる理由が少しわかった気がします。手足を動かした分だけ見える風景が変わる。人生ぽいなと思いました。山は深い
・水と空気は人間の命だったんだなということが身体の芯から理解できます
・気合さえあれば山はだいたい登れる。自分でもやればできるんだと嬉しかったです
↑燕岳にて。こういう風景が生で拝める。
2. 部室の存在は大きい
・部室でだらしない格好でだらだらできる。大学内で大の字に寝たり、何もしなかったりできる場所があるのは大きな強みなんだなとわかりました
・自らの意思で山を登ろうとするくらいなので剛毅な方が多くおられます。コミュニティとしての破滅を紙一重で躱しつつ極限まで好き勝手やってるかんじが新鮮
3. 行動的になったかもしれない
・2につながって、自主的に動く人間が多いので、つられて行動的になったと思います。いろいろおもしろそうなバイトやイベントに顔を突っ込むようになり、どれも思い出です
・友人を誘って一緒に紅葉行ったりしました。アウトドアや
↑鳩ノ巣渓谷。浅瀬でぴちゃぴちゃしたのがたのしかったね
4. やっぱ田舎の海が一番
・田舎の海に勝るもの無し。
最後に地元の写真を1枚、海辺へと続く道を載せて終わります。
それではごきげんよう。さようなら
腹痛との闘い
はじめまして。成蹊大学ワンダーフォーゲル部のトラブルメーカーで1年の池田です。今回の内容は、僕の命題でもある突如として襲いかかってくる腹痛への対処法についてです。
山にいるあいだは、どこにでもトイレがあるなどということは決してありません。また、日常生活においても腹痛時にトイレに行けない場面は多くあると思います。そんな場面にどう備え、どう対処するかについてオムツをして入試を受けた経験があるなど、お腹の脆さには人一倍の自信がある僕が自分なりの腹痛への対処法をまとめました。
まずは日頃から習慣的にできる対処法です。
①ヨーグルトやビオフェルミンのような整腸剤などを摂取する。
→腸内の乳酸菌、ビフィズス菌を初めとした善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。また、腸内環境が整っていると、便や屁の臭いも軽くなります。
②食物繊維をとって腸の働きを良くする。
→野菜や海藻類など食物繊維が豊富な食物をとることでスムーズなお通じになることは間違いありません。また、キャベツは胃にも優しいなど一石二鳥な食材もあります。
③食事の時間を固定し、早朝や深夜にできるだけ食事をしない。
→日によって大きく異なった食事のタイミングや、深夜、早朝の食事は胃腸への刺激になります。できるだけ規則正しい生活リズムを整えましょう。
④油の多い食事や極度に辛い食事を避ける。
→油や辛味成分は胃腸への負担が大きいため、食べた後や次の日のことを考え、ついつい食べたくなってしまう油や辛味の多い食事を控えることが胃腸のために求められます。
このように日頃から気をつけていれば腹痛を防いだり緩和したりできるようなことが多くあります。
しかし、それでも突発的な腹痛は起こり得ます。そんなときのために突然激しい腹痛に突然教われたときの対処法について記述したいと思います。
①最寄りのトイレに急行する。
→お腹が痛くなるということは、何らかの胃腸からのシグナルの可能性が非常に高いです。個人的な経験上、我慢すると事態が悪化してしまうことがほとんどです。そのため、少しでも兆候をとらえたらすぐに最寄りのトイレに直行することが一番大切だと考えます。
僕の場合は、普段から通学路やよくいく場所近辺のトイレの場所を把握するように努めながら生活しています。
②トイレが近くにないときは、とにかく耐える。
→トイレにいち早く向かうことが大前提ですが、どうしても近くにトイレがなかったり、その場を離れられないときは、おへそのしたにある丹田に力を入れ、移動するときには少しがに股で、あまり振動を与えないようにして歩くと、耐えられる時間が少しは増すと個人的に思います。
③薬の力を借りる。
→②で腹痛を耐えると書きましたが、やはり根性論だけではどうにもならないときもあります。そんなときには各種の下痢止めや、腸の働きを調整する正露丸を服用するという手段があります。
僕は決して大幸製薬のまわし者ではありませんが、正露丸は先日、生のイカを食べるなどによって発症するアニサキス症にも効果があるのではと話題になっていました。アニサキスにやられてしまったときには、是非試してみたいとと思います。
※下痢止めは、細菌やウィルスが原因ではない「過敏性腸症候群」には使用できますが、細菌やウィルスなどによる感染症が原因の場合は、便意を抑えてしまうことが症状の悪化に繋がるため、使用できません。
ちなみに僕はこの下痢止めがあまり効かない体質です。人によって効果がある薬には違いがあるようなので、いざというときのため、普段から効果のある薬を探しておくことが重要であると思います。
④お腹を腹巻きやカイロを使って温める。
→冷えによる腹痛の場合は言うまでもありませんが、他の原因の腹痛であってもお腹を冷やすことは自殺行為です。これからの時期は寒さもどんどん厳しくなってきます。いかなるときも腹痛を感じたらまずすべきは、お腹を温めることです。
⑤簡易トイレ、ペーパーを持ち歩く。
→さまざまな対処法を見てきましたが、人間ですので最終的にトイレに向かったり、対処法を行うその瞬間さえ我慢できないこともあると思います。万が一のときのために簡易トイレや、ペーパーも持ち歩くことがあなたの命綱になるときが訪れるかもしれません。
いかがでしたでしょうか。多岐にわたる腹痛への対処法を並べましたが、ここで書いたことがいつかみなさんの名誉を救う時がくれば幸いです。僕は腹痛持ちですが、僕と同じように腹痛持ちのみなさんはもちろん、そうでない人も突然訪れる腹痛との闘いにみんなで一緒に挑んでいきましょう。
それではまた来週~
山野を歩いて心身鍛える
山々は既に秋景色。アルプスではすっかり雪化粧。登攀レベルも夏山に比べ、ぐんと上がる。
なんだかワクワク気分。
まずは、部員の皆さん長期合宿お疲れさまです。9泊は私もしたことがなく、未知です。皆の体力や判断力において、心から尊敬しています。私は1か月山小屋バイトで参加できなかったものの、気持ちは常にクライムオンでした。
そんなこんなで、今回は登山とは何ぞやという素朴な疑問に答えていこうと思う。
1, 生きるために山へ登る
私が思うに、山に訪れる目的は二つある。
まず一つ目は、
新しい感覚に出会うことである。
重い荷物を持ち、苦しい思いをしながら1歩ずつ自らの足で不安定な道を登っていく。時には危険を冒しながら慎重に通り抜けていく。しかし、頑張った分、相応の対価が必ず帰ってくる訳でもない所がいやらしい。
はっきり言って何が楽しいのか、自分でも分からない時もある。しかし、1つ言えることは貪欲に挑もうとする姿勢が身につくのではないか。まるで人生のように先が見えず、上手くいかないことが多い。それでも希望をもって進む。そんな部活が他にあるだろうか....?ないです。山の中では全て自分の責任。
自分で計画し、実行し、反省する
その分一つ一つの活動への思い入れは強い。
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二つ目は、
登山とは生への活力剤だ
人は死に直面するほど本気で生きたいと感じる。本気の死を直面すると走馬灯が流れるというのも事実だ(経験済)。そう感じながら必死に食らいついて頂上を踏んだ時は、なんとも言えない幸福感と満足感を覚え、自分は生きているのだと実感する。
そして、下界へ戻りまた淡白で平凡な日常へと引き戻される。月日が経つと再び濃厚な生きがいを求めて山へと繰り出す。
ただし、活力剤が多すぎると植物が枯れるように人も枯れるので要注意。
だが、何もそこまで命をかけてまで生きがいを求めようとしなくてもいい。
大事なのは自分の趣味に深く没頭する時間を作ること。山に限らず、読書、TV鑑賞、食事、運動、コレクション、身近な事何でもいい。勉強ができなくとも、一つのことに熱心に取り組めば、自信へとつながるだろう。
と誰かが述べていた。私ではない。ただ、確かにその通りだ。波のない人生よりも、ある人生のほうが楽しいと思う人が多いのではないか。精神、お肌ともに生き生きとするに違いない。
私は危険を冒すことでしか得られない生きがいだが、危険を冒さなくとも素晴らしい生きがいを手に入れることができることだろう。
2, 皆を楽しませる変わり者
山の中では衣食住を全てを共にする。そのため、生活習慣に違いが生まれ、反発が起こりやすい。また、疲れているとイライラしやすく、ギスギスした関係になりがちだ。
そこで、私が1番必要だと感じるのは、ユーモアのある仲間が1人いることだ。
中高のワンゲル時代、体力も技術もないが、面白い同期がいた。ある時、大雨の中、皆が疲れてギスギスしながら夕食を作ってる時、彼は寝袋にこもり体調悪そうにうずくまっていた。
何もせずに寝ている彼に少しイライラしながら、夕食いるのかと尋ねた所、プッとオナラで返答された。ここまでくれば皆呆れ笑いし、場が和んだ記憶がある。・
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また、ある時は朝食を準備しようと彼のカバンから出てきたものは、チョコスティックパン6本入りではなく、極太一本入りだった。パッキングの邪魔になるから爪楊枝で穴を開け、空気を抜いて来たのだそう...。始めは皆、彼を(寝)袋叩きにしたが、彼が皆をなだめながら極太パンをナイフで削いでいき、1人ずつ渡していった時は、何となく許せてしまう。まだまだ彼に関して、空が危ないって言ってるから帰った話や、避難小屋でキムチ鍋をこぼした話など、まだまだ面白話を語りたいが、それは私と一緒に山に登った時に話そう。
大事なことはそういう人こそ極限のサバイバルにおいては別の意味で頼もしい存在となり得ることがあるのだ。まさに、個性こそが正義(山の中だけに限る)。まぁ、それをアホだと思い、許せる心を持っているかにもよるが...。彼とは今でも共に山に行く仲だ。
3, 大切な事は山にある
気持ちが沈んだ時、気晴らしの方法は人それぞれだ。その時、一つの解決策として私の場合は山に行き、今までの人生を振り返ることが多い。大袈裟かと思うかもしれないが、歩いてる時は喋る意外、何もする事がないのだ。
そんな時に喧騒離れ、自然のエネルギーに囲まれながらゆっくりと人生を見つめ直してみる。
勉学、将来、恋愛、人間関係なんでもいい。そしたら広大な山の中で小さな事で落ち込んでいるちっぽけな自分が見えてくる。それでいいのだ。自然相手にかないっこない。
1度自分と向き合い、今何をするべきかを考えてみよう。一番大切なのは何度も何度も同じことを考える。何が原因なのかを考える。そうすればある時、ふっと吹っ切れることがあり、考えが浮かんでくる。落ち込んでいるだけでは先に進めない。
ちなみに私は、夜に星空見ながらコーヒー(寒い日はココアにウィスキー&ジンジャー)を飲み、考え事をするのが大好きだ。下山後の温泉に匹敵するほどの至福のひとときである。
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辛い時は山に来なさい。
追伸:11月24日(土)、25日(日)は欅祭。3号館-605でワンゲル部展示中。何かお困りでしたらこちらまで。私達が全力をもってお答えしたいと思います。
名前:久保田
趣味:音楽を聴く、youtube鑑賞、ネットサーフィン、ギター、旅行
好きな食べ物:カロリーのたっかーい食べ物なら何でも
経歴:山小屋バイト、歩荷経験あり。冬山は少しずつ開拓中
モットー:何事にも挑戦だァ
一言:楽しく生きて、皆に幸せを与えたい(すごい良い奴 )
山と、トイレと、私。
登山と切り離せないのが、そう、トイレ。普段ならどこにでもあるが、山では、したい!と思った時にそこにあるとは限らない。
どんな状況でも、便意と尿意は残酷にも訪れます。
本当の緊急時には、山道から外れた屋外でしてしまうこともやむ得ないと思いますが、当該行為は軽犯罪法に違反するので、やらないに越したことはありません。
聞こえてますか?1年生のI君??
そして、基本的には山小屋に併設されているものをお借りすることが多いのですが、小屋に対してチップとして百円支払うことが多いです。設備維持費を支払うという点において、考えてみれば当然ですね。
下界のコンビニやスーパーでは無料じゃん!と思う方といらっしゃるかもしれませんが、店内のトイレはあくまでお客様のためのもの。買い物をしてくれた、もしくはする予定のお客様に、補助サービスとして提供しているに過ぎません。
公衆のものは、国が税金から設備維持費を支払っているので無料です。
誰かが設置して品質を維持しているものには、必ずお金がかかっています。
そして、使用したトイレットペーパーは、併設されているゴミ箱に捨てる、というケースが多いです。
山のトイレを判断する上での基準としては
・和式/洋式
・バイオシステムを採用/否
・トイレットペーパーがある/ない
が大きく挙げられます。
1、和式/洋式について
双方のメリットを考えてみました。
和式
・衛生面において、尻を便座に密着させることがないので、接触感染にかかるような病気の対策になる。
・表面積が少ないため、便座の陶器が割れる心配が洋式に比べて少ない(管理面において)
・事後、長時間占拠される心配が少ない。(座って一息、というものではない)
洋式
・座れる(ポジショニングに不安がない)
・ズボンを下ろしやすい
・便を外す心配がない
・落ち着く
和式においては、主に管理者の立場に立った上でのメリットが大きく目立ちます。
洋式については、言わずもがな、普段使っている感覚通りに使用できるという点が魅力的です。
僕の経験上、山には和式便所の方が多いように見受けられます。
また、和式のメリットは洋式のデメリット、洋式のメリットは和式のデメリットでもあります。
特に、和式においては、大きい靴を履いてズボンを履き、場合によってはその上にレインウェアも着ている状態だと、アクションにおいて高度な技術を要します。
また、体の状態が不安定だと、モノを出し切るという観点からも問題が生じることは想像に易いでしょう。
対策としては
・日頃から慣れておく
・体幹を鍛える
・片足のズボンを脱ぐ
などが挙げられます。
総務省のデータによると、一般家庭における洋式トイレの保有率は89.6%(H20時点。現在ではもっと高いだろう)となっており、日常から和式便所が減ってきています。
(http://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2008/nihon/2_5.html 総務省ホームページ)
また、学校や駅構内、コンビニやスーパーでも洋式便所を多く見かけますし、そもそもトイレに入る際に和式である可能性が無意識のうちに排除されてつつあるのではないでしょうか。
山は日常と隔離されている空間です。日頃から意識しておくことが大切でしょう。
2、バイオシステム
(https://mikalet.jp/column/20161229161026/ 株式会社ミカサ ホームページ)
この説明によると、バイオトイレとは
「水を使わず、人の排泄物を 微生物(バイオ)の力で分解・処理 する」トイレです。
バイオトイレのメリットは、においです。
臭くない!
本当に臭くないんです。アンモニア臭も、大便のにおいも、ハエも全然いない。
これを発明してくれた方、設置してくれている山小屋さんに対しては足を向けて寝られません。1日5回礼拝したいくらいです。
もっと普及してくれたら良いのに....
3、トイレットペーパー
これも、山小屋の方のご厚意で置いてくださっているケースが多いですが、時々無いことがあるので注意してください。
その場合、入り口に「トイレットペーパーはありません」という注意書きが貼られていることが多いので、ポケットティッシュ等を持参するのが良いでしょう。
拭かないでそのまま、というのはオススメしません。数少ない下着やズボンをダメにする可能性がありますし、尻がめちゃくちゃ痒くなります。病気にもなりかねません。
ここまで色々と御託を並べてきましたが、山の上で便意を催すシチュエーションにおいて、品質を選んでいる余裕はまずありません。
山の公衆衛生が維持されているのは、ひとえに山小屋の方々のお陰です。
それを頭の片隅にでも入れて置いて欲しいと思っております。
山行の際の参考になれば幸いです。
(これは、「山行」と「参考」という読み方が同じ単語を2つ文章に入れる、という駄洒落です)
では、良い御手洗イフを。
(これは、御手洗いとライフを掛け合わせた、非常に高度な駄洒落です)
おまけ
下の画像は、個人山行で訪れた某小屋の男子小便所です。
壁に向かってかけるというストロングスタイル。案の定、匂いはどぎつく、ハエもたかっていました。
山の装備を安く揃える方法
成蹊大学ワンゲル部 twitterの中の人、2年部員K.O.です。
今回は、山装備を安く揃える方法を、大学から登山を始めて約1年半の僕が、独断と偏見を交えてご紹介したいと思います。
なんでこんなことを投稿しようと思ったかというと、登山は初期投資に中々な額を必要とするからです。
テント泊の場合、ざっと
靴2万
シュラフ(寝袋)1.5万
レインウェア(雨具)2万(Gore-texの場合)
ザック(鞄)70L 2.5万
テントや寝る際に下に敷くマットが部共用で、かつ手持ちの服を利用するとして、どれだけ安く見積もっても8万円はします。
それに、日本アルプスから遠い、東京の大学に通っている人は、毎回の山行の交通費もバカになりません。
また、学生にとっては、金は一二を争う問題です。僕個人も、趣味(山ではない)に費やす金額をなるべく減らしたくありません。
登山を始めようか迷ってる人に
「とりあえず10万用意して」
と言っても、
「これってもしかして....詐欺?」
としか思われないでしょう。
内容としては正しいのですが、適切とは到底思えないので、なるべく安く揃える方法を自分なりに伝授しようと思います。
あくまで参考程度に。
①学割をふんだんに使う
アウトドアショップにおいて約1割から2割引きで購入することができます。
個人で所有するものだと石井スポーツの学割カード、高校大学の部活などの学生団体が所有するものだとサカイスポーツを私は利用しています。
②アウトドアショップでアルバイトをする
いわゆる、従業員特典ですね。
ワンゲル部には、スポーツショップでアルバイトをしている部員が数名いるので、その実例をご紹介します。
某メーカーでは、従業員専用のポイントカードがあり、購入金額の半額がポイントとして還元されているそうです。(1ポイント=1円)
例えば、上下2万のレインウェアを購入したら1万ポイントもGetできるという、とんでもない優遇ですね。
そのポイントで別の装備を購入する助けになります。
そして別のショップでは、1点1点を割引価格で購入できるそうです。
商品によって大小はありますが、大体2-5割引きで購入できると言っていました。
また、次の③譲り受けにも繋がりますが、そこで発生した人間関係を有効活用して、装備を貰う、借りるというのも手かもしれません。
③先輩や親、OBの不要品を貰う
山好きな人は、仲間を増やしたくて必死です。また、すぐに新しい装備に目移りすることもしばしば。
そんな先輩が装備を更新する際に、「古い方くださいよ」と言ってみるのも手かもしれませんね。安く売ってもらえるか、もしかしたら無料で...?
親がアウトドア趣味な私は、父からエアマット(寝るときに敷くやつ)を譲り受けました。
ただ、最低限品質がしっかりしているもの、という前提です。オンボロのゴミを貰っても意味がない。
父親からザックを貰ったという1年生がいましたが、あまりにもボロボロで使い物にならず、山行に支障が出るレベルだったので、最終的には新しいものを購入していました。
④初期投資の段階で、本当に高性能な、欲しいものを買う。
これはマジ。なんなら自分の中での後悔ではこれが1番デカい。
例えば、シュラフ(寝袋)。大きく分けて、化学繊維(2万円前後)と羽毛(3万円前後)の2種類の材質のものが存在するのですが、化学繊維は羽毛に比べて圧縮しにくく、袋に入れたときに倍近く容積を取ります。
私は、初期段階でそこまでお金を出せなかったので化学繊維にしましたが、いまになってすごく後悔しています...
今から購入してもいいんですが、値段が値段なのでやはり躊躇してしまいますね。
このような言葉があります。
「迷ってる理由が値段なら買え。
買う理由が値段ならやめておけ。」
誰の言葉かは覚えていませんが、本当にその通りだなと実感しています。
これに関しては、皆さんの予算の都合もあると思うのであまり強く言うことはできませんが、初期投資の時点で品質や自分の好みにこだわることは、どんな趣味においてもメリットは大きいと感じます。
1回買っちゃえば、安いものよりも遥かに長期間継続して使えますしね。
⑤親や祖父母などの保護者、親戚に資金をせびる
どんな親も、祖父母も、子供が新しいことを始めるのは嬉しいに決まっています(オタク趣味は知らん)。そんな彼らに、資金援助をしてもらう、というのはいかがでしょうか?
入学祝い、進級祝い、誕生日などなど、有効活用できるものはふんだんに使いましょう。
山に理解のある、または実際に登山をしている親や親戚なら、奮って援助してくれるかもしれませんよ。
はい来ました宣伝!!!!
そう!宣伝!!!!!!!!!!!!
①の団体学割、③の譲り受けとも若干重なる内容ですね。
具体的なメリットをお教えしましょう。
・大学から部活に支給される分配金
・OBの方々から頂く支援金
・アウトドア製品に携わる業界にいらっしゃるOBさんからの援助
・先輩のお下がり、ツテやコネ
「部活に」というのが特に重要です。サークルとの決定的な違いは、部室と大学からの分配金の有無です。
あと、これは後輩の実体験なんですが、入部して2ヶ月ほどで退部してしまった他部員の羽毛シュラフ(未使用)を、1万円で譲り受けていました.....
やりよるな。俺も真似すりゃよかった。
ざっとこんな感じです。
他にも探してみれば、より安く装備を揃える方法はあると思います。
登山を始めようか迷ってる方の手助けに少しでもなったのであれば、これ以上の幸せはありません。
ではまた。
おまけ
先日、ワンゲル部の後輩とサバゲーフィールドに行ってきました。
右が中の人、左が後輩です。
後輩くん。着込んでいるので分かりにくいですが、マッチョなので装備が映えます。
中の人。
金銭面においては、こっちの趣味が最優先です。
ミリタリー趣味がある部員を増やしたいです。
by twitter中の人 2年部員 K.O.
はてなブログ開設しました。
ブログ内では、はじめまして。
成蹊大学ワンゲル部 ツイッターの中の人K.O.です。
1年上の先輩から成り行きでアカウントの引き継ぎをおこなってから、およそ1ヶ月が経ちました。
7月下旬に谷川岳に行った際、以前の中の人が日程の都合上合宿に参加できず、活動報告を投稿するよう頼まれたのが原因でこのような形になっています。
現在、当部活は
1年生:4人
2年生:5人
3年生:4人(うちアクティブユーザー3人)
4年生:2人(現在は引退)
の計15人(実質12人)で活動しております。
少ない!!!!!
まぁ少ない!!!!!!!
なんでこんなに少ないの?!?!?!?
同じ体育会のサッカー部は4学年で100人越えなんですけど??!?!?!?
パーティー分けて、班長になって、無線通信とかしたい!!!!!!!!!!!!
あともっと後輩増やして飯奢ったりからかったり先輩面したい!!!!!!!!!!!!!
失礼しました。少し取り乱してしまいましたが戻ります。
今の4年生が1年生の時と比べたら着々と大きくなってはいるのですが、やはりまだ少ないです。
まぁこの少ないなりの居心地の良さも嫌いではないんですけどね......
いやね、僕が思うに、山ってすごく魅力的なコンテンツだと思うんですよ。
敵がいないから勝ち負け無いし。
速さを求められないから自分のペースで行動できるし。
空気おいしいし。
日常の有難さを実感できるし。
朝早いし。
テント設営めんどいし。
荷物重いし。
交通費やけにかかるし。
足の裏疲れるし。
欲しい装備がいっぱいあるせいでワープアになるし。
学内でのアピールと部員増加のためにTwitterとは別の媒体での情報発信したいな〜と前々から考えていました。
石楠花会ブログというワンゲル部のブログは既にありますが、どちらかというとOBを始めとしたいわゆる「大人、先輩方」向けのブログであると感じるので、これとは別の、10代後半から20代くらいにかけて見てもらいやすい、ライトな、ポップな内容、文体のものを作りたいと思っています。
学外においても、成蹊大学ワンゲル部の存在を認知してもらえる手助けになったら嬉しいです。
はてなブログの方に関しては、部員であれば誰でも発信できるような状態にしておく予定なので、Twitterとは少し違った風潮、内容のものを見られると思います。
ぶっちゃけた話や、経験が浅いなりの体験談、感想や感じたことなどをストレートに表現していきたいと思っているので、よろしくお願いします。
おまけに
下の写真は、前回のプレ合宿(八ヶ岳https://twitter.com/seikei_wangel/status/1026446449435791360?s=21 )3日目-4日目に利用したテント場にある、白駒池前の小屋のトイレです。
いやこれもはや下界でしょ。
トイレットペーパーを捨てるゴミ箱を探したら、流していいっていうもんだから思わず声が出ちゃいましたよ。
便座あったかかった。
こんな感じでしょーもないことを中心に話せればいいなぁと思います。
現場からは以上です。
by twitter中の人 2年部員 K.O.